生駒学税理士事務所

地元の中小企業を元気にしたい！平成３年に開業して30期になります。

生駒会計は、平成３年11月、高松市中心部、さぬきうどん店の２Ｆ、６坪の事務所で産声をあげました。開業当初、私とアルバイトの女性が１名、ただでもらった中古のコンピュータが１台、お客様はゼロ。そんな生駒会計も早いもので30期目に入りました。おかげさまで、皆様に支持されて、事務所は現在９３９社のお客様、79名のスタッフと共に仕事をさせていただいています。県下では最大クラスの会計事務所の一つだと思います。

現在生駒会計は、税務会計を中心に、相続・事業承継（Ｍ＆Ａ）、医療・介護、事業再生・経営計画を３本柱として地元の中小企業を元気にしたいと考えています。

社長に数字を！ 会社に元気を！皆様をご支援させてください。

さて、私たちの事務所の経営ビジョンは、「社長に数字を！ 会社に元気を！」です。長年会計事務所を経営して思うことは、中小企業の経営者の大部分の方が「数字」を理解していない。やはり、この厳しい時代、「数字」を理解しないことには生き残っていけません。中小企業の社長に「数字」の大切さをわかっていただきたい。これは税理士生駒学の切なる願いです。そのために、生駒会計では、「決算書の基本と月次試算表の見方」等のセミナーや個別相談会を年間50回以上開催しています。

また、中小企業は、松下幸之助翁のおっしゃる全員経営を目指さなければいけません。一人の百歩より百人の一歩です。経営者、経営幹部だけが血眼になって走り回るのではなく、社員全員が活躍できる、元気になれる環境を形成しなければなりません。すなわち、これこそが、「会社に元気を！」です。

コロナ禍の時代に

コロナによりすべての経営方針、経営計画が崩壊してしまいました。我々が大切にしてきた経営理念、環境整備、挨拶、朝礼も全てです。しかし、我々はいい勉強をさせていただきました。
　「世の中何が起こるかわからない」

私の事務所は香川県高松市にありますが、ついこの間までインバウンドで賑わっていた地方都市のひとつでした。しかし、コロナによって風景が一変しました。

一倉定先生の名言、「電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのもすべて社長の責任だ」。非常に厳しい言葉ですが、社長には逃げ道がないことを改めて思い知らされました。

経営の原点回帰

社長は嘆いてばかりはいられません。とりあえず、この苦難を耐え忍んで、復活の準備をするしかありません。今は、コロナとの戦争状態、言わば厳戒態勢ですので、できることは限られているかもしれませんが、再度、経営方針、経営計画を作り直し、組織体制を見直し、環境整備、朝礼、挨拶等を日々の業務の中に少しずつ組み込んでいかなければいけません。
　「企業は人なり」です。

また、皆様もご存知のように、こんなに景気が落ち込んだことは、１９２９年の世界大恐慌と１９４５年の第二次世界大戦後しかありません。また、日本に限らず、世界各国が財政支出をしてマネーがあふれています。このつけは、どこかで誰かが支払わなければなりません。つい少し前まで、「内部留保が貯まっている企業はイノベーションが起きていない」と批判されていました。ただ、何といわれても、我々は30年前のバブル崩壊で痛い目に遭っています。その当時、積極的に投資をしない社長は無能呼ばわりさえされました。やり過ぎた会社はどうなったか？ 歴史が教えてくれます。

今この時期だからこそ、我々は、アフターコロナのショック状態に耐えうる企業基盤を作らなければいけません。私たちにお手伝いさせてください。